警備員の道警備員教育内容警戒棒の基本操作 >警戒棒 両手による打撃

警戒棒 両手による打撃

 両手に構えた警戒棒の打撃方法です。両手に構える必要があるときは、警備員の間近に一般人が通行している状況であることが多く、必然的に不審者を発見したときには警備員に間近に迫っていることが想定されます。
 警戒棒を振りかぶる間がないことを前提に、瞬時に打撃を行うことで対応する間を作ります。

警戒棒の両手の構え写真
<警戒棒 両手の構え>
 打撃の為に警戒棒の先端を残してしっかりともちます。
左側面に打撃写真
<左に打撃>
 左足の踏み込みと同時に左側面に打撃を打ち込みます。
右側面に打撃写真
<右に打撃>
 右足の踏み込みと同時に右側面に打撃を打ち込みます。
前方に打撃写真
<前方に打撃①>※
 前方に対して下から打ち上げます。
 右手で相手のみぞおちから突き上げるイメージです。
前方に打撃写真
<前方に打撃②>
 前方に対して上から叩きつけます。下から打ち上げます。
 左手でストレートのパンチを放つイメージです。
 (間合いがない)攻撃を受けるまでに間がない状態で使用するため、全て1挙動打撃を行います。
 ※「前方に攻撃①」警戒棒で相手のみぞおちを突き上げる打撃は、護身としては過剰防衛(護身の趣旨からは行き過ぎた行為)と解される恐れが強いです。相手の凶器等を確認し、危険性が極めて高いと判断した時に使用します。
 相手が素手のときは、「前方に打撃②」等で相手の肩に打撃を行います。
 打撃の可能範囲は驚く程狭いです。
 間合いを見誤らないよう注意し、可能であれば速やかに警戒棒を向けて対峙できる状況にしましょう。
警備員教育内容の警戒棒に関する内容:
 >警戒棒の基本操作
  ・特殊警棒・特殊警戒棒の使い方
   ・特殊警棒・特殊警戒棒の収納方法
    ・警戒棒 構え
     ・警戒棒 中段打ち
      ・警戒棒 下段打ち
       ・警戒棒 両手による打撃
さすまた(刺又)の使い方  へ

ページトップに戻る