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マグライトの使用方法

 マグライトはアメリカのマグ・インストルメント社が販売する懐中電灯のブランド品です。
 その安定した性能と丈夫さから護身としても利用される信頼された懐中電灯です。

 LEDは光の特性上、目暗ましとして使用したた場合に電球より残光感が強いため、より目暗まし効果が高まりました。(目に刺激が強いので護身の時に以外は、人の目に向けてはいけません。)
 しかし、LEDの光は特性上ガラス等で反射しにくいため夜間の巡回警備においてガラスの存在を発見しにくいといった問題が発生している。
 警備業法上の解釈では、マグライトを護身用具として携帯すると警備業法に抵触する。しかし、通常の携行品である懐中電灯という解釈の下ではその使用について制限はされていない。
<マグライトの持ち方・使用方法>
マグライト写真 <マグライト>
LEDライト Dセル 3D-CELL ブラック
全長:約313mm、ヘッド部径:約57mm、本体部径:約40mm
材質:エアークラフトアルミ
電源:単1×3 Luxeon3WLED搭載
 電池の個数が多くてさらに長いものもありますが、重量があるため日々携行することを考慮してこの長さです。
 これより短いと、手と肩で支えることが出来ないので、この大きさを使用しています。
マグライトの持ち方写真 <マグライトの持ち方>
 利き手が右の場合は、右手に警戒棒。左手にマグライトを持ちます。 左肩にマグライトの根元を載せ(短い場合は当てる)左手でヘッドからスイッチ部分にかけてを持ちます。警備員の巡回時は、警備員の存在を知らせないために、必要時のみ軽くスイッチを押して点灯させて使用します。このため、握りが浅くなりますがヘッド側寄せて持ち、親指でスイッチを押します。常時点灯させて使用するときは、より安定して握れるように深く持ちます。
 また、肩にマグライトを付けて安定させると、自然に警備員の向いている方をライトが照らします。
 日頃から、ライトの向きと固定しておくことで、警備員が不審者を発見したとき、同時にライトの光があるため目暗ましとして働きます。
マグライトの護身写真<マグライトの護身使用>
 通常は、マグライトの光を相手に向けて目暗ましとして使用し、右手の警戒棒で護身を図ります。しかし、不意をつかれた時や、右手がなんらかの理由により使用できないときは、光源として使用していたマグライトを振り下ろして護身と図ります。
<護身用具の制限>
 その種類、携帯場所、携帯によっては、行き過ぎた警備業務がないよう警備業法第17条にて一定の規定が設けられています。
 また、具体的な使用の制限については各都道府県公安委員会規則にてその携帯を禁止などが定められています。

 警備業法17条にて携帯を禁止するもの
・ 金属製の盾
・ 鉄棒その他人の身体に重大な害を加えるおそれのあるものであり下記に記載する警戒棒、警戒杖を除くもの。
 警戒棒(長さ60cm以下、直径3cm以下及び重さ320グラム以下の円棒。)
 警戒杖(長さ90cm超130cm以下の円棒(白樫若しくはこれより硬度の低い木材若しくは強化プラステックを主たる材質とする直径2.8cm以下のもの又は、アルミ合金を主たる材質とする先筒部分の直径2.8cm以下及び厚さ0.2cm以下の2段式もしくは3段式のものに限る。))

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