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心肺蘇生法の手順

 昨今、様々な場所に設置されているAEDの取扱い方法。
  心肺蘇生法を習得し、有事のとき事態悪化防止に応急措置を行います。
  紹介しているのは、AEDの取り扱いが含まれたガイドライン2005「救急蘇生法の指針」、2006年改定に基づいて紹介しています。(2010年4月現在、最新だど思います。)

要救護者を発見
<要救護者を発見>
 警備員が要救護者を発見した想定です。
救護者の安全確認写真
<安全確認の実施>
 不用意に近づいて二次事故がないよう、周囲の安全確認を行います。
 安全に救護活動が出来ない場合には、安全確保のための搬送を優先して行います。
意識確認
<状況の確認>
 どうされました?と声をかけながら近づき、出血や怪我の有無などの状況を確認します。
意識確認写真
<意識確認>
 肩を軽く叩きながら「大丈夫ですか?」と声をかけ相手が反応するか確認できます。
判断の実施
<意識の判断>
 反応がない場合は、意識がないと判断します。
応援を求める
<応援を求める>
 注目を引き周囲の野次馬等に協力を求めます。
 無線があれば仲間の警備員に応援を要請します。
協力者の指名
<協力者の指名>
 野次馬に協力を求める場合は、確実に実施されるよう特定人を指差し、明確に「あなた119番を実施してください」「あなたAEDを持ってきてください」と依頼を行います。
頭部後屈あご先挙上法写真
<気道確保・呼吸確認>
 おでこを押さえてあごを持ち上げ気道確保を行いなながら、頬と胸の動きで呼吸の有無を確認します。
判断の写真
<呼吸無しの判断>
 自発呼吸がない場合、十分な呼吸をしていないときも、呼吸なしと判断します。
キューマスクの使用
<感染予防対策>
 救助者に疾病等の感染から守るため、感染防護具※1を使用します。
 ない場合は、ハンカチを代用します。
キューマスクの取付写真
<感染防護具の取付>
 要救助者の口に感染防護具を差込ます。

<人工呼吸>
 気道を確保した状態で2回息を吹き込みます。
胸骨圧迫写真
<胸骨圧迫の位置>
 胸のの真ん中と乳頭が結ぶ線の真ん中に圧迫します。
胸骨圧迫の写真
<胸骨圧迫の深さ>
 4~5cmの深さ、1分間100回のペースで30回を行います。
<人工呼吸>
<胸骨圧迫>
 AEDが到着、救急隊への引継ぎ、うめき声を上げたり、十分な自発呼吸が再開されるまで繰り返し行います。
AED取扱い写真
<AEDの準備>
 AEDが到着した場合は、直ちにAEDの準備を行います。周囲に胸骨圧迫やAEDを取り扱える人がいつ場合は、措置が中段しないよう協力して行います。
AED電極パッド 写真
<AEDの電極パッド>
 AEDの蓋をあけると、アナウンスが流れます。慌てることなくアナウンスに従い、電極パッドを取り出します。
電極パッド写真
<電極パッドを確認>
 電極パッドの絵を確認します。
AED電極パッドの貼り付け写真
<AED電極パッドの貼り付け>
 台紙から電極を剥がし、救護者の肌に直に貼り付けます。
AED電極貼り付け写真
<AED電極貼り付け位置>
 2枚の電極を貼り付けるとこのような位置関係になります。
AED診断の開始
<心電図を解析>
 要救護者に触れないアナウンスが流れ、自動でAEDが心電図を解析し電気ショックが必要か判断します。
AED電気ショック写真
<電気ショックを実施>
 ショックが必要ですとアナウンスが流れた時、ボタンを押して電気ショックを行います。
 撮影のため、写真ではAEDが手前にありますが、電気ショックの際は要救護者に絶対に触れないよう、周囲を含めて注意下さい。
胸骨圧迫を再開
<胸骨圧迫>
<人工呼吸>を再開

 アナウンスに従い、胸骨圧迫(30回)から再開します。
<処置の継続>
 救急隊への引継ぎ、うめき声を上げたり、AEDからのアナウンスがあるまで繰り返し行います。
 救急隊の搬送には、AEDを取り付けたままで引き渡します。
 特別難しくはありませんが、書ききれない程の注意事項があります。
 自身で習得を考えられているかたは、消防や日本赤十字社にて定期的な講習会実施されていますので講習会への参加をおすすめます。
 ※1感染防護具
 使用しているのは「キューマスク」という感染防護具です。新任教育(雇入時の教育)の訓練のときに配布し、普段からなるべく携帯するよう指導しています。

<応急手当てのWeb講習>(平成25年5月追記)
 消防庁より応急手当のWEB講習e-ラーニングが公開されています。
 e-ラーニングを事前受講することで、普通救命講習の内、救命講習の座学部分 60分を事前に修了することで、消防等の講習会受講時間を短縮することが出来ます。
 非常に有益な講習内容です。資格講習の取得抜きにして、非常に参考になります。
 外部リンク:一般市民向け 応急手当WEB講習
 http://www.kfd.or.jp/e-learning/index.html
応急手当の目的と普及率 へ

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