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応急手当の目的と普及率

 その場に居合わせた人(バイスタンダー)が行う応急手当の目的は、
 ・救命、悪化防止、苦痛の防止です。
 救急隊到着までの全国平均で約8.6分(平成26年)
 救急隊到着までの空白時間が生命を大きく左右し、
 バイスタンダーによる応急手当があった場合は、なかった場合に比べて1ヵ月後社会復帰率は約2.1倍と高く、非常に重要な
活動です。

<バイスタンダーによる応急手当の状況>
 ・バイスタンダーとは
 救急現場に居合わせた人のことで、発見者や同伴者等を指します。

 ・バイスタンダーによる応急手当の状況
 バイスタンダーより応急手当が実施される割合は年々増加し、平成25年には心肺機能停止傷病者の44.9%にバイスタンダーによる応急手当が実施されています。
 また、バイスタンダーによる応急手当の効果では、応急手当が実施されていない場合と比べ、
 AEDを用いない場合での1ヶ月後の生存率で約1.6倍。1ヶ月後の社会復帰率約2.1倍。
 AEDによる除細動が実施された場合での1ヶ月後の生存率で約5.6倍。1ヶ月後の社会復帰率約8.9倍。
 と、その効果が大きく、救護活動にとって非常に重要や役割をもっています。


<応急手当の普及率>
 AED(自動体外式除細動器)が平成16年より一般使用が開始されてはや数年。
 平成16年以前の応急手当方法がAEDの登場により大きく変更となりました。

 そんな中、平成25年の消防等の実施する応急手当の講習等(救命入門コース、応急手当講習))の受講者は、1,768,348人となりました。

 また、実際に救急搬送の対象となった心肺機能停止症例の内、約44.9%がバイスタンダー(現場に居合わせた人)により応急手当等が実施されました。


<AED使用の効果>(平成20年実績:総務省消防庁発表)
 一般市民により心肺停止の時点が目撃された心原性の心肺停止症例 20,769件
  内、一般市民による助細動が実施されなかった症例 20,265件
  ・入院後死亡  18,287件
  ・1ヶ月後、生存 1,978件 生存率  9.8%

  内、一般市民による助細動が実施された症例 429件
  ・入院後死亡    241件
  ・1ヶ月後、生存  188件 生存率 43.8%
教育するときの数字として、参考にして下さい。


<心原性心肺機能停止傷病者における心肺蘇生等の実施状況>
心原性心配機能停止傷病者における心肺蘇生等の実施状況
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