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雑踏警備の歴史

 雑踏警備の検定合格警備員は、最も新しい検定資格であり、配置義務が定められて間もない資格です。雑踏警備に関する過去の主な事故等の抜粋です。

平成22年6月1日  雑踏警備業務1級検定合格警備員の配置義務 施行
 雑踏警備を行う区域が複数に分かれている場合、複数の区域を統括管理する者として、1級の検定合格者の配置が義務付け。
平成21年6月1日  雑踏警備業務2級検定合格警備員の配置義務 施行
 全ての雑踏警備業務について2級検定以上の有資格者の配置が義務付けされる。
平成17年11月  検定種別に「雑踏警備業務」 追加
平成13年7月21日
兵庫県明石市
朝露歩道橋上
・死者 11人
・負傷者247人
 JR朝露駅から花火大会会場に通じつ朝露歩道橋上で、群集による滞留が発生、多数の参集者が折り重なって転倒する群集雪崩が発生した。
平成8年12月23日
 16:35
和歌山県
 パチンコ店
・死者  1人
・負傷者 2人
 新規オープンを待つ客300人に整理券を配布したところ、殺到して転倒した。
平成2年1月16日
 20:05
大阪府
 ライブハウス
・死者  1人
・負傷者 2人
ライブハウス内で演奏中に興奮状態となった観客が転倒した。
昭和62年4月19日
 18:50
東京都日比谷
 屋外音楽堂
・死者   3人
・負傷者 20人
 ロックグループのコンサート会場において、演奏が始まった直後、熱狂的なファンがステージに押し寄せ、ステージ前にいた観衆が次々と転倒した。
昭和58年6月4日
 19:00
兵庫県国道
43号線(側道)
・死者  1人
・負傷者 9人
 「ヤングアイドル野球大会」終了後、最寄りの駅に向かうファンの一部が国道の側道に駐車していたワゴン車にタレントが乗車していると勘違いし「キャー」と叫んで2~3人が足り出したため、これに追随して走り出した観衆が次々と転倒した。
昭和57年10月1日
 16:20
愛知県
豊橋市体育館
・死者   1人
・負傷者 6人
 人気アイドルコンサート会場に来集した観衆が、座席指定がないことから席を確保するためにために徹夜組を含め開場時間までに約2,000人となった。
 入場に当り、先頭梯団を座らせ、10人ずつを入場させていたが、リハーサルの音楽が外にも聞こえたため、座っていた群集が総立ちとなり入り口付近に押し寄せたため、群集が次々と転倒した。
昭和54年3月29日
 07:30
兵庫県甲子園球場
・死者   2人
・負傷者 11人
 選抜高校野球大会で、当日入場券の発売が始まった直後、約3,000人の群集が正面窓口に殺到、並んでいた約25人が折り重なって転倒した。
昭和35年3月2日
 17:35
神奈川県
 横浜体育館
・死者  12人
・負傷者 14人
 ラジオ局が主催した歌謡ショウ会場前に集まった群集約4,000人が、入場開始時には整然と入場していたが、中央入口の他の場所に集まっていた群集約30人が警察官の制止を無視して割り込み、これを契機に整然と入場していた群集も我先にと入口に殺到、入口付近の2~3名が転倒、後続車が折り重なって転倒した。
昭和31年1月1日
 00:10
新潟県弥彦神社
・死者  124人
・負傷者 177人
 元旦の午前0時に行われた神社の餅撒き行事の行きと帰りの群集が参道の階段で衝突し、圧力によりコンクリート柵や玉垣が倒壊、押し出されて群集が転倒、石段下へ落下した。
昭和29年1月2日
 14:10
皇居二重橋
・死者  16人
・負傷者 64人
 新年一般参賀の群集による雑踏で皇居前広場や皇居が混雑したため、二重橋においてロープにより参入遮断をしたところ、遮断線付近の来集者の首や顔にロープがかかったことからこれを解除したとたん、群集が一斉に飛び出し、折り重なって転倒した。
<その他>
 雑踏警備は、検定にが整備されてから期間も短く、平成22年度では殆どの会社において有資格者が不足または十分でなない状態にあります。
 特に、配置基準から本来は1号警備(施設警備など)でありながらも雑踏警備と解される内容を含む為に、無難に資格者を増やす傾向にあるようです。
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